2004年09月11日
トルコ:姦通罪が復活?
AKP'nin Türk Ceza Yasa Tasarısı'nı görüşmek için TBMM'yi 14 Eylül’de olağanüstü toplantıya çağırmasıyla, AKP ve CHP arasında "zina yeniden suç olsun mu olmasın mı?" tartışması başladı.
トルコ刑法(改正)案を討議するためAKP(与党)が9月14日に緊急国会を召集したことで、AKPとCHP(最大野党)の間で「姦通をあらためて犯罪とするか否か?」の議論が始まった。
İktidar, daha önce suç olmaktan çıkarılan zinayı yeniden suç haline dönüştürmek de dahil olmak üzere 5-6 maddede önemli düzenlemeler yapmak istiyor. CHP ise AKP'nin yapmak istediği değişikliklerin kabul edilmesi halinde, TCK (Türk Ceza Kanunu) 'nın “bir şeriat yasası” haline geleceğini öne sürüyor.
与党(AKP)は、かつて“違法でない”とされた姦通を再び犯罪として認めることを含む5〜6項目で重要な改正を行ないたい考え。一方のCHPは、AKPの要求が通ればトルコ刑法は“シャリーア(イスラム法)化”してしまう、としている。
"zina"=「姦通」というのはつまり既婚者が自分の配偶者以外と道ならぬ関係を持ってしまうこと。
軽く「浮気」とか「不倫」とか言っちゃうと背徳の香りはかなり薄まっちゃう感じですけど、聖クルアーンの中でこれはしっかり禁じられていて罰も規定されてます。
かくいうトルコにもかつて姦通罪はあったらしいですが、男性は軽く、女性は重く裁かれてしまうといった傾向があったとか。。男ならまだしも女(自分の妻)が他の男と・・・なんてことはトルコあたりじゃやっぱり恥であって、社会的にも許しがたいもんなのかもしれません。で、トルコでは90年代後半に憲法裁判所の判断によって姦通は「犯罪ではない」とされ、現在に至るとのこと。
実際のところ、現在姦通罪が存在する国の極端なケースとしては、レイプ犯の男は無罪放免、被害者であるはずの女性が「姦通」という重罪の汚名を着せられ、石打ちや鞭(むち)打ちの刑に処せられる、なんてひどいこともあるようで、、、
てなわけで、トルコでもそういったことを懸念する女性人権団体なんかもこの姦通罪復活には反対してるわけですが、与党AKPの党首でもあるエルドアン首相曰く、
"Amacımız aldatılan kadının hakkını korumak".
「我々の目的は欺かれた女性たちの権利を守ることである」
そもそもこの話のきっかけは、(トルコの)アナドルの主婦たちからトルコ刑法改正小委員会(とでもいうんでしょうか)宛てに次のような苦情の手紙が多く寄せられ、姦通をまた犯罪として認めてほしいという要望があったためだとも。
"Kocalarımız, bizimle ilgilenmiyor, başka kadınlarla beraberler, bizim elimizden bir şey gelmiyor, polise şikayet ediyoruz, birşey yapamıyorlar."
「夫が他に女を作って家庭をほったらかしているのに、わたしたち(妻)はどうすることもできません。警察に頼ったところで何もしてもらえないのです」
しかし姦通なんてもんはいざ証明したりするのむずかしそな気もするんですが、今回の“改正”姦通罪のポイントは「男女に平等」であること。
もしもホントに姦通が“犯罪行為”になって、それによって罰せられる場合、“犯人”には禁固刑が適用されることになるみたいです。
とりあえず身体的には痛くない罰でよかったね?
そして当然のことながら、姦通を犯罪扱いしようというトルコの動きにはこのところEU加盟諸国からも冷ややかなツッコミとゆか、けん制が入っとります。
欧米諸国では(日本もね)“姦通”は離婚の正当な理由とはなるものの、もちろん犯罪ではないので、「冗談?」「姦通が罪ならツーリストはトルコに行かなくなるぞ」などという声も。(おいぉぃ)
さてさて、この姦通の取り扱い、どーなるんでしょうか。
結果次第では、トルコ人とのおつきあい、相手の身元をよーく事前確認してからにしたほうがいいかも、ですね。(笑)
いや〜、でも実際ですね、わたしもキルギスやその周辺でいろいろ見聞きしてまいりましたが、トルコに妻子残して単身赴任してたオヤジ連中の家庭崩壊めちゃ多かったです。とはいっても、その点では欧米人も日本人も大差ない、ちゅう話ですが。

