Acid
Posted at 03/02/25 PermaLink» Comment(0)»
それは長いこと封印されて眠っていた。
トルコでは「limon tuzu」といって調味料として売っているもので、こじゃれた感じに意訳するとすれば「レモンのしずく」って感じだろぅか。見た目としては、小さい氷砂糖の粒、といった風。でも日本語的にはズバリ「クエン酸」のことである。
たしかBBSで話題になったのがきっかけで、何の料理に使うのかも知らないのに、とりあえず買ってみたんだった。
そんなある日、料理していてちょっとひと味足りないなーと思ったとき、試しにその「しずく」を軽く小さじ1杯投じてみたことがあった。。
すぅっぱーーーーーァ!
食えん酸!とはダジャレにもホドがありますな。
それからというものムチャするのはやめて用途変更、もっぱら水回りの掃除に使ったりしていたんだけれど(クエン酸は水アカに効くんですヨ奥さん)、そのうちそれにも飽きて、調味料としてのまっとうな使い方を調べようという気もなく、もうずぅっと忘れていた。
今日はトルコ料理の定番「レンズ豆のスープ」(mercimek çorbası)を作った。ステキな手抜き料理法を編み出してからというもの(笑)、ウチの食卓に並ぶことも多くなったメニュー。
しかーし、このスープをおいしくいただくのに欠かせないレモンがないことに気がついた。しかも今さら買いに出かける気などない。じゃぁどーする。
そこでハタと思い出したのが、そう、あの「レモンのしずく」お蔵入り。
デンジャラスなクエン酸・・・でも今あたしにはさわやかレモンのほのかな酸っぱさが必要なの・・・
というわけで、入れすぎは禁物、入れすぎは禁物、と強く念じながら、小指の先っちょほどの小さな粒を4つ、スープに投下。よくかきまぜて味を見る。
う~ん、、、もう1粒イクべきか。
イッてみた。よし、よし、もぅよーーーし!(どきどきどきどき)
ほんのほーんのり酸味がついたところで、はいできあがり。ごまかしクッキングで今日も家庭円満♪
“手間なし”レンズ豆のスープの作り方
材料 (4~5皿分)
・玉ねぎ(小) 1個
・にんじん(小) 1個
・じゃがいも(小) 1個
・赤レンズ豆 ティーカップ1杯分
・塩
・レモン (冒険野郎ならクエン酸でもOK)
1) 玉ねぎを1~2センチ角くらいにざくざく切る。にんじんをおろし器(粗目)ですりおろす。
2) 深鍋を使って、しんなりするまでサラダ油で炒める。焦がさないように火加減に注意。
3) 熱湯をたっぷりめに注ぎ、10分くらい煮る。
4) 洗ったレンズ豆を入れ、30分くらい弱火でクツクツ煮る。
(レンズ豆はぶわぁっとやわらかくなります)
5) 火を止めて、ハンドミキサー(カッター付き)で野菜も豆も砕いてトロトロにしてしまう。
もしスープが“固すぎる”ようなら、水を加えて調節する。
6) また少し火にかけて、塩で味をととのえてできあがり。
レモンをきゅっと絞って召し上がれ♪
本格派レンズ豆のスープにはミント(nane)も欠かせないとこですが、ここでは省略。材料も簡素化してます。
そしてこのレシピの“手間なし”たる所以、すなわちハンドミキサーの類がないとなると、せっせとつぶすしかありません。て、それじゃぜんぜん“手間なし”にならないことは申し上げておきましょう。