Taşfırın Erkeği, Layt Erkeği
Posted at 03/08/01 PermaLink» Comment(2)»
朝からお昼くらいまでトルコのFMを聞き流すのがほぼ日課のようになっているんだけど、今日はDJの女の子が「Taşfırın(タシュフルン)な男」をネタにおしゃべりしてるのが耳に止まった。
そのままなんとなく聞いていると、なるほどDavut Güloğlu(ダウト・ギュルオゥル)の「Katula Katula」の歌詞に出てくる、「Taşfırınな男」と「“ライト”な男」がその話のキッカケになっているのだった。
「Taşfırınな男」をあえて直訳すれば「石焼釜みたいな男(?)」・・・になるのかどうかは知らんが、思うに、日本風には気にいらんことがあるとすぐチャブ台ひっくりかえしちゃうような、「メシ!」「フロ!」「ネル!」しか言わんような(そんなやつぁもぅいないょな)、女子供の言うことなんぞには耳も貸さず、亭主関白はたまた家父長制の権化みたいな、むやみやたらと頑固一徹な、男としてのプライドが命、みたいな感じだろか。(かなり究極的なイメージ)
もう一方の「“ライト”な男」はというと、英語の「light」がもとになっているだけに、「Taşfırın」の対極にあるような、話のわかる、物分かりのよい、彼女や奥さんの言うことには「そうだねそうだね」とじょうずに柔軟対応できる、でも悪く言えば周囲からは「尻に敷かれてる」と見られてしまうようなタイプ。
たとえばあのベッカムなどは“ライト”な男の好例らしい。でもヘタに女に逆らわないってのは、ある意味おりこうさんな男かとも思うんだけど、どうかしらん?
とはいえ、「あなたって“ライト”ね」なんて言われてよろこぶ男はトルコにはやっぱりあまり多くない気がするし、これはイイ意味にとられないことも大いにありえるので、実際このことばを使おうという場合にはよくよく注意が必要と思われ。
おまえいったいどうしたんだ
昔のあの“Taşfırın”な男はどこ行った
いつのまにこんな“ライト”な男になっちまったんだ★ Katula Katula (RealAudio)
みたいな歌詞や黒海方言なのもウケて、この曲はこの夏の大ヒットになってるというわけらしい。
歌うダウト・ギュルオゥルは、2年ほど前のデビューアルバムからもケメンチェ(黒海地方の弦楽器)の奏でる速いテンポが特徴的な黒海メロディにのっかったポップスでヒットを飛ばし、また今回のブレイクでも「Karadeniz'in yakışıklısı」(黒海のイイおとこ)とか「Karadeniz'in Ricky Martin」(黒海のリキマ)とかいうたいそうな枕詞がつきまとってるが、プライベートでは歌手エメル (Emel Müftüoğlu) の夫君でもあり、じつは本人も結婚してから若干“ライト”になった、とか。
わたしとしては初めて聞いたときからヤケに“インドっぽい”のがひっかかって印象に残ってたこの曲、なんだかPanjabi MCに直結しちゃうなーとか思ってたら、まさにこの2曲を混ぜ合わせた“ハムシ・カレー”リミックス(←勝手に安直な命名)もいろいろ出回ってるみたいなのであーる。
★ Panjabi MC "Mundian To Bach Ke" (RealAudio)★ リミックス一例
"Taşfırın Erkeği, Layt Erkeği"へのコメント
CommentData » Posted by 笛吹き at 03/09/02
たしゅふるんといえば、Cocuklar Duymasinを思い出す今日この頃。
結婚してるんだったら「黒海のリキマ」で売って期待する人がでてきてもいいんだろ~か?ましてライトになってきてるんだったら奥さん怒らないかなあ?
CommentData » Posted by Fikrimce at 03/10/01
その奥さんのEmelですが、わたしがトルコに住んでた当時からすでにヒット曲とかあったひとで、キャリアも長そうなので、もう四十路入ってるはずです。
とゆわけで、たぶん姉さん女房なんじゃないかしらん。だから彼も奥さまに対してはややライトなのかも~。