あとは野となれ山となれ(その1)
Posted at 03/08/08 PermaLink» Comment(0)»
ちったぁ予習しとかんと~、なんて思ってロシア語のテキストを読んでいたら「После нас - хоть потоп」という言い回しが出てきた。
直訳的には「俺たちのあとに大洪水が起ころうが(知ったこっちゃない)」という意味のことば。自分たちだけおいしいとこいただければ万事おっけー!という目先のカネとか私利私欲を満たすことしか考えてない権力者を揶揄したフレーズだった。
そういえば、きのう読んだ英字新聞に、中央アジア諸国+アゼルバイジャンの大統領んちのやんちゃなお子ちゃまたちの近況を紹介しているおもしろい特集記事があった。
その話の前にまず、現在地キルギスの状況をざっくりと。
現大統領は日本人似(笑)ということもあってか、ぱっと見コワくないし、実際、周辺諸国の海千山千のKGB出身リーダーたちとは毛色も違い、元は物理学者(数学だっけな?)というひとである。そんな大統領のもと、キルギスは旧ソ連の中でもおそらく“かなり民主的なほう”で、おかげさまでインターネットも自由に使ってあんなことやこんなこと書いたりもできるわけなんだけれど、それでも今年2月のリファレンダムを経て“改正”された憲法には「大統領とその一家は現在過去未来に渡って罪に問われることはない」とか、アレコレ保身条項が盛り込まれているという。ごていねいに憲法にまでそんなん明記しちゃうってどゆことよ?って聞くだけヤボかな、やっぱり。
さて、きのうの記事は大統領の長男の離婚と再婚について書いていた。最初の結婚相手はお隣カザフスタンの大統領の娘で、よくわからんけど政略結婚?みたいに思ったことを覚えている。でもそれもせいぜい2、3年前のことで、ふたりはいつのまにかさっさと離婚していたらしかった。
で、このたびキルギス人の美人TVキャスターとめでたく再婚、民族衣装に身を包んだふたりのツーショットも載っていたのだが、その長男の姿を見たわたしは最初、“モンゴル人力士・朝青龍”と信じて疑わなかった・・・。(遠目には酷似)
キルギスは2005年に大統領選を控えている。少し前に別の新聞記事で読んだけれど、もう3期務めてる現大統領は次の選挙に出馬する気はないそぅである。となると、次は長男が・・・?とはこのへんじゃ誰もが考える流れなわけだけれど、まだ長男は大統領には若すぎる。ということで浮上しつつあるのが現大統領の夫人。彼女が1期か2期やってる間に長男もほどよいお年頃になってしめしめ、というんである。
まーこのとおりに話が進むなら、キルギスは大統領“家族総当り”制になりそうな勢いである。
またきのうの記事によると、タジキスタンの大統領はなんと9人の子沢山。
大統領は子どもたちに「わたしが大統領であることは忘れなさい。これは永遠に続くことではない。だから生きていくための準備をしておきなさい」と言い聞かせたことがあるそうな。
と、こんな話を聞くと「タジクの大統領ってステキ!」とか思っちゃいそうだが、たしかここでもリファレンダムがあって、その結果、現大統領の任期はぐっと延長されたよーな気が。。
まだなにかと不安定そぅなタジクで、誰が次の大統領になるとかならんとかでゴタゴタしてる場合じゃない、という判断なのかもしれんけど。イイように考えれば。
そしていちばんタイムリーなのがアゼルバイジャン。
現大統領が病気+高齢でもーいぃかげん“秒読み”段階に入り、ついこないだジュニアが首相の座に就いた。大統領(パパ)になにかあった場合には、首相(息子)が自動的に大統領に繰り上げになりそうな予感である。いや、誰もがそうなることを知っている、という感じ。
しかしこのジュニアにもイスタンブルのカジノで600万ドルすったという“放蕩息子”の誉れ高き過去があり、このときばかりはマスコミにも報道されてしまい、パパもアタマを抱えたという。
アゼルバイジャンにはなまじっか天然資源とかあるし、アルメニアとのもめごともあるし、おりこうさんにふるまえるひとじゃないとトップはつとまらんと思うんだが、ジュニアよ、だいじょぅぶか。(未知数)
世襲制。
日本もアメリカもなんかそれっぽい気はするけれど。
この話、もすこし続けないと終われない気がしたので(笑)、今日の分は急遽「その1」としました。