迂回

Posted at 03/08/11 Comment(0)»

いつものバス停からいつものマルシュルートカ(乗合ミニバス)に乗る。その大通りをまっすぐ進めばとにかく学校の前に到着する、はずが工事だかなんだか知らんがまた突如として道路が封鎖されていた。

運転手もどこが通れなくてどう迂回したらいいのかまだよく把握してないのか、すれ違う別のマルシュルートカの運転手と声をかけあったりしている。
いつも一本道で行けるところなだけに、ちょっと横道に入ったり曲がったりされると、すぐ自分がどこにいるのかどこに向かってるのかよくわかんなくなる。よりによって今日は「どーしてそこまでっ」ちゅうくらい激しい迂回だった。
やがて車がもと来た方向へ戻りはじめたので、わたしもあわてて「○○(学校のあるとこ)まで行きますよ、ね?!」といちおう確認。運転手は返事をしなかったけれど、「行かない」とも言わなかったので、まぁだいじょぶなんだろぅとそのまま乗っていた。
はたして無事目的地には着いたものの、授業にはまた遅刻。せっかく今日はちょっと早めに家出たのになー。

学校からの帰り道もマルシュルートカは迂回。
でも行きとは違う迂回っぷりだったおかげで、この町に「タシケント通り」なんてのがあることを知った。いや、別にそんなこと知らなくてもよかったんだけど。

そういえばビシケクには「アルマトィ通り」(カザフスタンの元首都)とか「バクー通り」(アゼルバイジャンの首都)とかもあるよな、なんて思い出した。ニィによれば、「ドゥシャンベ通り」(タジキスタンの首都)もあるらしい。考えてみれば、ポピュラーな「モスクワ通り」とか「キエフ通り」なんてのも、首都にちなんだ名前である。
しかし、キルギスの周辺諸国には「ビシケク通り」なんてのがあるんだろか、なさそだよなぁ(ビシケクって地味だし・・・)と言うと、「そりゃあるわけないよ」とニィ。なぜなら「ビシケク」はソ連時代は「フルンゼ」という町だったので、あるとしたら「フルンゼ通り」だよ、とのこと。なーるほど。
ちなみに、ビシケクの空港コードは旧名「フルンゼ」にちなんで今も「FRU」。でも「フルンゼ」てもともとは町の名前っていうより、人の名前なんだよねぇ。(しょぼん)

キルギスは独立を機に、ソ連時代からの通りの名前を“キルギス”風に改めたりもしている。それなりに定着している呼び名もあれば、まーったく通じないものもある。
たとえば、ビシケクを南北に走る「ソヴェート通り」には、どこが区切りか知らないが、「バイティク・バートゥル」と「アブドゥラフマノフ」というふたつの新しい名前が付けられているらしい。でもこれにはタクシーの運転手でさえ「どこだそりゃ?」って首をかしげる可能性が高い。「ソヴェート通り」は今も昔も「ソヴェート通り」でみんなよしとしているのである。
てゆか、どーせならもっとキャッチーな名前にしてくれんと。

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