豊かになりすぎた国の悩み
Posted at 03/10/19 PermaLink» Comment(0)»
Arab World Direct (BBC) で、UAE(アラブ首長国連邦)の結婚問題について現地のお年頃の男子学生と女子学生が向かい合ってグループ・ディスカッションしていた。
「5年も6年もただただ結婚費用のためだけに働かなくちゃいけないのはしんどい」「かと言って、みんなカネかけて立派にやってるし、ウチだけ質素にってわけにも・・・」という男子諸君に、「だからって外国人と結婚すればいいっていうのは安易よ」「あたしたち、お嫁にいけなくなっちゃう(笑)」とはっきり物申す女子諸君。なんかおもしろかった。
“アラブの純血”を守ろうとする国の取り組みはあれど、個人レベルの現実としてはなかなかそうもいかない。
それにしても女の子が結婚できないでいるってのはちょっと問題だろーなー。うむ。
(関連記事リンク:日本語/英語)
ところで、ニィの同僚の妹が近くUAEにいる友だちのところへ遊びに行くそうだ。その友だちというのはキルギスからUAEにお嫁に行ったロシア人で、ただいま2度目の妊娠中なんだけれど、お産はキルギスに戻ってしたい、と言ってるらしい。どうも最初の赤ちゃんは向こうで出産したものの生まれてすぐに死んでしまったとかで、今度はキルギスで、と望んでいるんだそうだ。
知り合いの日本人で、イエメンで初産を経験したひとがいるが、彼女の場合、欧米系の病院でいわゆる近代的なお産だったものの、なんだかいろいろたいへんだったみたいで「あれなら、現地の頼れるお産婆さんに取り上げてもらったほうがずうっとよかったかも」と言っていた。その一方で、ウズベキスタンの米系病院ではフリースタイルの最高のお産ができた、とホントに大満足なひとの話も聞いたりした。
わたしはUAEには行ったことないけれど、なんとなく医療に対する安心度というか信頼度というかそういうのはキルギスより断然UAEでしょ~なんて思っていただけに、ちょっと意外な感じはした。でもやっぱり「勝手知ったる」っていうんだろか、ことばがちゃんと通じて自分の家族もいる故郷はまた別の意味でずいぶん心強い。そのキモチはよーくわかるのだった。