No Place Like Home
Posted at 03/12/30 PermaLink» Comment(2)»
東京R不動産のサイトを見た。
東京都内のけっこう便のいいとこで、しかも賃貸でお部屋改装(改造?)を念頭に入れた家探し、とはなかなかオツな話である。クセのありそな紹介物件をながめてるだけでもたのしくなってくる。
じつはわたし、BBCで放送されてる “部屋いぢり番組” (ナニが違うのかよくわかんないんだけど、似たような番組がいくつもある)が好きでよく見ていたりもする。
ときには「そ、その色はないだろーよ」と凡人のワタシにゃ理解しがたい英国人感覚を目の当たりにすることもあるけど、ベッドルームを素敵なモロキャン風に・・・なんて日にゃぁじっくりお手並み拝見、「将来の参考に!」などと息巻いてたりするわけである。
ここビシケクの中心部ではソ連時代に建てられた集合住宅(アパート)が多く、なにか仕事に就いて何年かすると国から住居(アパートの部屋)がもらえることになってたらしい。そうして自分のものになったアパートも、今や時代が変わって、住み替えや移住などの引越に伴って売買されてるわけだけど、なにかと便のよい中心部のアパートは、外国人などに貸して、自分はもっと安い賃貸に移り住んだり、別のところに住んでる家族に身を寄せたりして、家賃を貴重な収入源にしてるひとも少なくない。持ち家とはいえ、アパートは自分で住むとなると日本のマンションみたいに毎月の管理費もけっこうバカにならないからだ。
さて賃貸のアパートを探していると、いろんな意味でどうかなぁと思うような外観、暗~い入口、信用ならなげなエレベータなどなど、「だいじょぶか、ここ・・・」とひとを尻込みさせる雰囲気の建物に出会うこともママある。でも実際の部屋の内部はというと、これは家主次第で、どれだけ修繕や改装がされてるか、どんな家具が入ってるかでまったく印象が違うし、家賃もそれでずいぶん違ってくるので、まさに見てのお楽しみなんである。
やっぱり主婦としてはキッチンやバスルームがキレイになってて、ゴキブリなど一匹たりとも出没しないことが最重要ポイントなんだけれど、あとは部屋全体の床がちゃんと張り直してあって、窓枠なんかも新しいものに変えてあったりすると好感度大である。ときにはどこぞの壁をぶち抜いて間取りを変えたりキッチンの位置を変えたりしてる部屋もあるけれど、それによって使い勝手がよくなるのならそれもまたよし。
ただそうした室内の改装以前に基本中の基本としてまずどこのうちでもやってるのが、玄関ドアを金属製のしっかり頑丈なものに変えること。あとは1階2階なら、窓やベランダには確実に鉄格子(って日本語ヘンですけど)で侵入者防止を図っていること。これは安全防犯上、絶対である。
そしてもしアパートを借りることになったなら、鍵は自分ですぐ変えちゃうのが大事。
大家によっては予備の鍵を持っていて留守中在宅中問わず勝手に上がりこんできたりするひともいるし、さらには大家からあらぬ盗難被害を受けることもありえるわけで(実際そゆ目に遭った日本人も何人かいるそーです)、あとでイヤな気分を味わいたくなかったら、最初から「自分以外のひとは他人」と割り切って信じないのがこのへんでは鉄則。
こないだ日本に一時帰国したとき、弟の住んでるアパートのドアの鍵が「カチャ」と一重なだけで、わたしはそのあまりのあっけなさにひどくびっくりしたし、なんとも心細く感じたんだった。キルギスに比べれば日本はまーだ安全なほうなのかもしれないけど、それでもいまどき鍵くらいはもっとしっかりしたものにしないと心配で留守もできん、ちゅう気がした。個人的には、2階建ての一戸建てとかも含めて日本でも低層階にはもう飾り鉄格子は必須アイテムでしょー、とまで思っている。
それはそうと、今わたしら夫婦が住んでるところはよけいなものやぜいたくなものはないけれど、きちんとこぎれいに改装が施された部屋で、大家さんもまともなひとだし(笑)、近所と大したイザコザもないし、ゴキブリとの戦いもないし、もう2年近く住んでるけど引っ越しを考えたことがない。
ちなみにここはビシケクに来てから6軒目にしてようやく出会った物件。
そんな居心地のよさもあって、家にずっとこもっててもあんまり苦にならないワタシなのであります。えへ。
賃貸で大胆な改装ってのはシロウトじゃなかなか実現しにくい気もするけど、東京でもそんな可能性があるというのはイイ。
自分たちでアレコレいぢって「あ~ここ好きだなぁ~」と思える住み処を持てたら、それもまたきっとシアワセ。
"No Place Like Home"へのコメント
CommentData » Posted by Asya at 04/02/06
"部屋いじり番組"、ふぃくさんも見てますか?
私もたまに見てますが「はて?なんかセンス悪くないか?」って思うことがたまにあります。
アメリカの番組で、男性3人のハウスコーディネーターが依頼主の家を大改造する番組を見たことがあるんですが、これはひどかったです。笑(私的に見て)
でも見るには楽しい番組ですよね。
目新しい素材などが紹介されることもあるし。
トルコでも中古アパートを購入したらドアを変える人が多いです。
ウチのアパートでも世帯ごとにドアが違います。
また、常にどこかの階で改装工事が行われているんです。
アパート自体が古いし、入居する人に結構お金があるので、どんどん改装しちゃうようなんです。
それはもちろんその部屋を“購入”した人。
ウチのように“賃貸”で住んでいる人間は、使い勝手が不便でも黙って耐えるしかありません~
CommentData » Posted by Fikrimce at 04/02/07
こないだのコンヤのアパート倒壊事件、まともな建築資材使ってなかったからとかってありがちな(苦笑)理由の他に、1階に入ってた店舗が建物の構造上なくてはならない柱をすっかり抜いてしまうというおそろしぃ改装をしていた可能性もあるってニュースで言ってましたよ。
改装するのもほどほどにせんと。