人間、見た目がモノを言う?
Posted at 04/08/30 PermaLink» Comment(0)» Trackback(1)»
「外見より中味」てけっこう言い古された文句ではないかと思うけれど、そう信じてるひと、そう信じたいひとは世の中けっこう多いのかもしれない。
でも実際のところ、やっぱり男は(いちおぅ女も)中味より外見、もすこし正確にいうと、(この際、中味や性格のことはちょっと置いといて)外見のよさにはちゃんとワケがあり、そういうカッコイイ男が女にモテるのも実は彼が生物として優れた能力を兼ね備えているからなのだ、という。
それが「シンメトリーな男」のお話。(表紙はべっきゃむ紙相撲風)
だから世界で活躍してるサッカー選手にあたしたちがうっとりしちゃうのもいたしかたないことなのよぉ!
・・・とまでは書いてなかったっけ?わはは。
キルギスにいるときに、日本センターというところに日本語の本や雑誌が読める、まさに在留邦人にとっては貴重な図書室があり、そこでビシケク奥さま仲間に勧められて読んでみたのが「そんなバカな!遺伝子と神について」だった。
わたしはぜんぜん知らなかったんだけれど、著者の竹内久美子氏はなかなか売れっ子で有名なひとのようなので、きっとご存知の方は多いんだろうと思う。
で、このたび日本に戻ってきて、最近までテレビのない生活を送っていたこともあり、近所の図書館で興味ある本を借りまくっているとまもなくその図書館にはわたしの読みたいと思える本が尽きてしまった。小説はよっぽどのことがないと読まず、かといってこむずかしいアカデミックなヤツとかドキュメンタリちっくなものも読む気にならないわたしがそのとき「あ、そーいえば」と思い出したのが、竹内氏の作品のつづきを読んでみることだったわけである。
で、借りてきたのがこの本ともう1冊「小さな悪魔の背中の窪み」。
彼女の書いてることに対しては「ん?」とか「ヲイ!」とか思うひともいるみたいだけど、内容的にはいちおう科学的なようだし、たしかにうなづけることもあるわけで、あんまり目クジラ立てることもないんじゃなかろーか。とりあえずわたしが軽く愉快に読んじゃったりしてるのは、「結局この世は見事にうまいこと創られてて、みんなそれに従ってるってことなのよ」的な考えの根っこがあるから、なんだけど。たぶん。
それにしても、たとえば文化人類学では説明つきかねてるよなことも、切り口を変えて(彼女の専門である)動物行動学だとかに照らし合わせてみるとワケがわかる、とくればなるほどねと思うし、わたしがこれまた日本に帰ってきてから読んでいたく感心してしまった本があるんだけれど、そこに書かれていた「ひとの健康の根源」だとか「これからの医学のあり方」みたいな話にも通じるモノが散見しているようにも思えたり。。
とゆわけで、ひさしぶりの竹内久美子本、新刊とかじゃあないですけど、それなりに楽しめたのでした。