トルコの青は水の青
Posted at 04/10/03 PermaLink» Comment(0)»
何週間か前に、ひょんな縁でレバノン人の若い夫婦と知り合った。
近所に住んでることもあってすぐにおたがい行き来するようになり、今日もいっしょに出かけたりしたんだけれど、彼らには日本人Jさんとの間にどうしても理解し合えない、しかし妥協してなんとなく済ませるわけにもいかない問題があって、ある日わたしら夫婦がその細かい話について“通訳”に入ることになった。
じつはレバノン人の奥さんのほうはお母さんがロシア人で、モスクワにも住んでたことがあるので、アラビア語だけじゃなくロシア語もネイティヴ。とゆわけで、こんな↓(あるいは逆の)流れで会話が成り立ったわけである。
Jさん→(日本語)→わたし→(トルコ語)→ニィ→(ロシア語)→奥さん→(アラビア語)→ご主人
彼らにとっては極めて大事な話だったわけで、わたしがニィとトルコ語でやりとりしてるときも、彼らはわからないながらもいっしょうけんめい聞いてたのかもしれない。
そんなふたりがふと「トルコ語ってアラビア語のことばがたくさんあるんだね、わかるよ」と言って笑った。
たしかに、トルコ語にはアラビア語とかそれ以外の外国語からトルコ語化したような単語がとても多い。もうだーいぶ前のことだけど、ニィともそんな話をしたことがあった。
トルコ語の場合、"J"で始まることばはまず外来語、さらに"R"も外来語ばっかり、のような気がするので、まぁこのへんはそゆことでよしとする。(ん?)
それじゃ"M"はどだ?これもちょっとキビシくない?とわたしはつねづね思っていた。
たとえば、"makine"(機械)、"makyaj"(化粧)、"milyon"(ミリオン)なんてあたりは言わずもがな、どこぞのヨーロッパの国からは入ってきたよなことばなわけだけど、"mümkün"(可能な)、 "mühendis" (エンジニア)、"misafir"(ゲスト)みたいに見るからに(とゆか聞くからに)もろアラビック!な単語も挙げればキリがない。第一、トルコ語の初めの一歩"Merhaba"(こんにちわ)だって元はといえばアラビア語の「マルハバン」なわけだし。
とはいっても、キルギスとか中央アジアのほうのテュルク語(トルコ系諸語)では、"ben"(私)は"men"だし、"bin"(千)は"min"だったりもするので、トルコ語の起源的には"M"で始まることばがまったくないってことでもないはず(たぶん)。。
とゆわけで、"M"ではじまるトルコ語オリジナルのトルコ語単語(ややこし)をちょっと考えてみたりしたんである。
「"masa"(机)ってどうよ?ぽくない?」
調べてみると、ラテン語が起源だという。うむむ。
「じゃぁ、"mavi"(青)は?」
これには思ってもみなかった答えが。
アラビア語で「水」は「マ’」。これに形容詞っぽい感じの「ゥイー」がくっついたのが"ma-vi"だったのだ。
トルコの青は水の青。。。(想像潜水中)
なんかイイじゃんこーゆーのぉ。
なんて思ったことがあったんだった。