日本でお目にかかるこ

Posted at 05/07/29 Comment(0)»

日本でお目にかかることなんてまずないだろ~と思ってたが、ひょんなことで、ウチのニィと同じ国出身で同じ民族の“マアルラウ”がもうひとりこの町にもいることをトルコ人の友人を通じて知った。

興味津々さっそく連絡をとって会ってきたニィによると、そのマアルラウは元レスリング選手で、ロシア国籍ながらウズベキスタンの旗のもとに戦った時期もあり、オリンピック出場はならなかったが、アジア大会では優勝までしたことのある、その筋では名の通ったひとであった。子どもの頃にレスリングをかじったことのあるニィもやはり彼の名前をきいてすぐピンときたらしい。なるほど、International
Wrestling Databaseにはその輝かしい戦績が彼の顔写真とともに掲載されている。(写真コワイのでそこへのリンクは控えときますが)
ちなみに、このサイトには“カロヤン”琴欧州も昔の名前で出ています。(こちらは写真なくて残念)
さてそれから、とーぜんの流れでそのマアルラウを我が家に招くことになった。わたしとしてはどーんなおそろしい大男が来るのやら、とちょっとばかりワクワクドキドキして待ってたんだけれど、実物は小柄な赤鬼みたいな、素朴な感じのひとだった。さすがにときどき鋭い目つきしてたのもわたしは見逃さなかったが、にこっとするとちょっとはにかんだ少年みたいに思えたのは、彼がくるりん巻毛の見事な赤毛だったからだろか。(つか、だから赤鬼っぽい)あとで知ったことながら、彼のカノジョはキルギス人だっちゅうんで我が家としてはこれまた何かの縁かと思ったり。どーも彼には故郷に妻子あるらしぃんだけど、、、まっそのへんのことは追及せず。
そんな赤鬼どんだが、ちょうど目を覚ました我が家の“マアルライ”さくろ*を子ども好きそ~なニコニコ顔で抱っこすると、「マアルル・マッツも話せるようにならなくちゃなぁ」と言った。まったくおっしゃるとおりでございます。それはわたしもニィも強く望んでること、だけど哀しいかなここはヤポニヤ(=日本)。向こうにいたって、故郷の村に移住してどっぷりそういう環境にでも置かないかぎり、おいそれとはいかない話だったりする。実際、ニィとお義姉さんは子供のときに村で暮らし学校にも通った時期があったからこそ民族語ができるわけだが、そうした経験もなく町で生まれ育った義妹は民族語を読み書きはもちろん話すこともできない。ひとが話してるのを聞けば内容はぜんぶ間違いなく理解してるし、発音もちゃんとできるのに、だ。ニィたちの民族語というのは、ここではとりあえずカタカナ表記してるが、ホントはアルファベット使ってもなお書き表せない音がいくつもあるような発音のややこしいことばで、わたしなどはいまだに「水をくれ」さえマトモに言えないので、「おまえ、渇死するぞ?」といつもニィにネタにされているくらいである。「愛してる」なんかもひねり出すよにしてやっと出せる音だったりする。。ププ。てなわけで、さくろ*にはせめてせめてこの特徴ある音だけでも耳慣れさせときたぃ、と願う父はときどきマアルル・マッツで話しかけたりもしてるけど、、そんなもんぢゃまずムリでしょね。(爆)
赤鬼どんが近く一時帰郷してくるというので、わたしたちはさくろ*の成長ぶりをおさめたビデオを彼に託し、向こうにいるニィの家族に渡してもらうことにした。そんな事の次第をニィが電話でお義父さんに話すと、なんとお義父さん、何年か前に赤鬼どんのおじさんやいとこと仕事上でつきあいがあったという。なので、赤鬼どんのことも「おーあの“рыжик”
(=赤毛)か!」と一発でわかったようで。。 あっちでもこっちでもつながってんのね。
マアルラウ:ニィの民族語でその民族の男性を意味することば
マアルライ:マアルラウの女性形
マアルル・マッツ:その民族語

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