« Elissa | /mz | Shahrizoda »

SeTanho

2006.07.12 Comment(8)» Trackback(0)»

SeTanho 中央アジア暮らしを終えて日本に戻ってからというもの、いや、ウズベク・ポップスに関してはそれよりもぅ少し前から、執着心とか熱意をもって情報収集したり曲聴いたりせずに過ごしてしまってたんだが、そんなキモチに再び火がついた去年の秋、あのSetora(セトーラ)がもはやSetoraではなく、SeTanho(セタンホ)として再出発している、という話に出くわしたんだった。

インタビューの中で彼女たち自身がそのいきさつを語っているところによれば、Tarona Records(ウズベキスタン最大手のレーベルそしてプロダクション)側が彼女たちの意に反して3人をソロとして“バラ売り”したがったことが大きな原因のひとつとして挙げられている。
それに対してTaronaからの独立を決意したのは彼女たちのほうだったようだが、"Setora"という名は会社所有のブランドとしてすでに確立していて、ここを離れる彼女たちがそれを引き続き使うことは法的にも認められなかったため、改名せざるをえなかったということらしい。

じつはもぅひとつ、あたしがこのインタビュー記事から知り得た事実で驚いたのは、メンバーのカミーラたん(写真真ん中)がいつのまにかDJ Piligrimと結婚してて子供までいる、ちゅう話だったんだけど、、、
それは今日んとこはひとまず置いとくか。。(ぉぃw

彼女たちの新しいグループ名"SeTanho"については、以前йолдызさんが某所で「「三」のсе(se)にтанхо(tanho)“ただ~だけ”で、おそらく「三人だけ」という意味なのだろう」とおっしゃってたが、この"tanho"ということば、トルコ語でも"tenha"という形であって、ひとけのない寂しぃ場所のことをいうときとかに使ったりするもんだから、な~んだかネガティヴな感じしちゃって、最初はけっこう違和感あった。けど、あたしもよーやく慣れたとこである。

そして彼女たちのあと、新たにSetoraの名を引き継いだやはり女性3人組(区別のために巷では「Setora-2」「New-Setora」などと呼ばれてたりもする)はウズベキスタンにしてはかなり意表を突いたセクスィ路線で、出てきた当初は「ウズベキスタンのViaGra」と揶揄されたりもして、元祖Setoraファンからは「こんなのSetoraと認めない!」的拒否反応もあったわけだが、今はもうそれはそれとして認知もされ、好きなひとは好きみたいだから(特に一部男子諸君w)、SeTanhoとSetoraの棲み分けはほぼ完了していると言っていいのかもしれない。

VIDEO 2代目Setora(現)
"Sen Unga Ishonma"(露出度高め) |  "Sen Mening"(曲的には悪くないかも)

と振り返ってみたところで、SeTanhoのSetora時代からのビデオクリップをいくつか紹介しとくことにする。

VIDEO Yoq Demagin
3人娘がかぁいらしくってたのしいクリップ。鎌倉の大仏?も好演中。

VIDEO Sen Borsan
当時のテロでの犠牲者追悼歌的な曲だそーですが、ココではйолдызさんに捧げます。
「テロリスト=アラブ」的な設定はまぁわかりやすい、てことなんでしょか。

VIDEO Bibihonim
ビビハヌムの伝説※をもとにしてるとおぼしきストーリー。
でもココではちょっ趣き異なる展開で、渦巻く陰謀を乗り越えて信じ合う夫婦の絆強し、がんばる女性たちへの賛歌、みたいな仕上がりになってます。

※現在のウズベキスタンはサマルカンドを都とする帝国を築いたティムール(14世紀)。
その妻ビビハヌムにちなんで名づけられたモスクの建設にまつわる伝説があります。

折りしもティムールがインドへ遠征中のこと。
このモスク建設の責任者だった建築家がビビハヌムに恋をしてしまう。ビビハヌムは建築家の気を何とか別の娘に向けさせようと画策するが、建築家の想いは強く、まったく動じない。かえって彼の情熱にほだされたビビハヌムは一度だけ頬にキスすることを許してしまう。しかし、建築家のキスは彼女の頬に消えることのない跡を残す。
遠征から戻ったティムールがそれを見逃すはずはなかった。
ティムールはインドから連れ帰った象の群れをモスクに送り込み、後世までその凄まじさを伝えるほどの破壊を及ぼした(現在のビビハヌム・モスクはすっかりきれいに修復されていて、象による破壊跡がどうなったのかは未確認)。
追い詰められた建築家はミナレット(モスクの尖塔)の一番上まで逃れると、鳥に姿を変え、翼を広げて飛び去ってしまい、二度と見つかることはなかった。
その後ティムールはイスラムの慣習に則り、すべての女性にヴェイルで顔を覆うことを命じた。

というもの。
ちなみに「ビビハヌム」という名の妻の存在そのものがそもそもフィクションではあるらしく(「ビビ」も「ハヌム」も「婦人」を意味することばで、不思議といえば不思議な名前)、この伝説のディテイルについてはいくつもバリエーションがあるんぢゃないかと思われます。

VIDEO Ayirmagin
ウズベキスタンの路地裏に見る家族の風景。

VIDEO Yasmin
SeTanhoになってからの曲。意外とド金髪が似合うフェルーザたんを発見。

ClickComments

ちょっとした感想は1クリックで★

E TB

TRACKBACK

トラックバック用URL


COMMENT

>ココではйолдызさんに捧げます。

いやぁ、私に捧げられても・・・(苦笑)

《Sen Borsan》のクリップは歌詞そのものより「反テロ」色が強いんですが、これは向こうの政治状況を考えると仕方がないかもしれませんね。
でも、やっぱりSetoraの曲はいいですね。SeTanhoになってからのクリップもほかに2,3個見ましたけど、ちょっとボルテージ落ちてるかな、と感じてたんですが、この《Yasmin》は結構いいと思います。

ちなみに私も「こんなのSetoraと認めない!」クチです(笑)。

投稿者: йолдыз | 2006年07月13日 00:07

>いやぁ、私に捧げられても・・・(苦笑)

すいません、あっちで"Sen Borsan"についていろいろお話されてたんで、つい。(w

SeTanhoになってからの曲の問題は、件のインタビュー記事でもちらっと触れられてました。
やっぱりプロデューサとか資金とかプロモーションとか、独立しちゃって大変なのかもしれないです。
曲については「まだ無名の若い才能(作曲家)をどんどん採用していきたい」なんてことも言ってましたが、今実際そうしてるんだとしたら、そのへんにも「曲イマイチ」と思われることの原因あるのかもしれません。

投稿者: /mz | 2006年07月13日 10:20

初めてお邪魔します。いろいろShahrizodaの情報をいただきありがとうございました。йолдызさんにも御礼申し上げます。
setoraは猿の出てくるJOJOという曲のビデオだけ見てあまり関心を抱くことができなかったのですが、よい曲がたくさんあるようですね。
民族の伝説をモチーフにした曲が印象に残りました。
また、よろしくお願いします。

投稿者: kok | 2006年07月16日 00:15

kokさんいらっしゃい♪

>setoraは猿の出てくるJOJOという曲のビデオだけ見てあまり関心を抱くことができなかったのですが、

そのSetoraは、元祖Setoraではなく、新Setoraのほうですねー。
新Setoraだとあたしもあまり興味がなくてよく知らないのですが、「JOJO」というのは"Jon Jon"のことですねっ。

この記事で取り上げてるのは元祖Setora(=現SeTanho)のほうで、なまえが同じでややこしぃのですが、この2組はまったくの別物なのですよ~。
いっしょくたにするとйолдызさんに怒られちゃいます。(w

投稿者: /mz | 2006年07月16日 11:01

かせたいしゅう~。これは失礼致しました。
曲の名前もjonjonでした。
なんか、よくある名前なのか別のShahrizodaもあるみたいでややこしいですね~。
べんきょさせてもらいました~。

投稿者: kok | 2006年07月16日 15:21

>別のShahrizodaもあるみたいで

えっ、ありますか?!
もしかして、それは、Shahzoda(シャハゾーダ)のことだったりしますか・・・?(汗w

投稿者: /mz | 2006年07月16日 18:09

げっ、そうみたいです。また失礼しますた。
アプロードした人が間違えたみたいです。
http://www.youtube.com/watch?v=YK37B_tYlOA&search=Shahrizoda
しかし、この人も美人ですね。

投稿者: kok | 2006年07月16日 22:25

Shahzodaのことも今度取り上げますね♪

投稿者: /mz | 2006年07月16日 22:42

POST


 (入力しても表示はされません)