Dolapdere Big Gang
2007.09.01 PermaLink»
Dolapdere Big Gang(ドラプデレ・ビッグ・ギャング、以下DBG)の"Local Strangers"、コレが今回のトルコでゲトしてきた唯一のCDである。
滞在先のケメルという町から1時間ばかりミニバスに乗ってやって来たアンタルヤ市内の某ショッピングモール。その中の1軒の店で服なぞを物色してるとき、店内に流れてた曲がふと耳にとまった。
ん?なっつかしーなーこれ、Geri Halliwell (元スパガね) の・・・・・・
つか、めっっっっちゃ ト ル コ 調 なんスけどッ?!
もぅ服なんか見てるよでぜんぜん見てないあたしの全神経は聴覚に集中。
そして次の曲がこれまたトルコトルコした"Billie Jean"ときて、あたしの期待は確信に変わったんである。こーゆーCDが間違いなくあるのだ!と。
そこでさっそく店員にたずねるも、音楽はこの店じゃなくてショッピングモール側で流してるもんだからCD名とかきかれてもわからん、と言う。買い物する時間も限られてたあたしは正面受付にたずねたりするヒマもなく、結局この日はなんだかわかんないまま滞在先に戻らねばならなかった。
そうして迎えた最終日の夜、ケメルの目抜き通りみたいなとこにあった1軒のCD屋に入る。偶然にでもそのCDに巡り会えることを祈りながら。
すぐ店のお兄さんが声をかけてきたので、おもいきって心を開いてたずねてみると・・・
ちょっと考えたお兄さん「うーん、これかなー」と言いながらあたしに差し出した1枚。
裏ジャケに書いてある曲名を確認した次の瞬間、あたしはとびきりキラッキラした眼差しでお兄さんを見つめていたことだろう。もぅね、これは恋の始まり?っつくらいの。
お兄さん、あなたプロよ!!あたしがここに住んでたら通うのに!(ダンナと娘、そこで待っとるがなw
あとになって気づいたんだけどこのDBG、いわゆるBeyoğlu(ベイオウル)系だったんで、シゴトのできる素敵なそのお兄さんは機転をきかせてBrooklyn Funk Essentialsなんかもススメてくれた。
けどちょこっとだけ聴かせてもらった感じ、残念ながらなんとなく好みぢゃないよな気がしたんで、買わずにおいた。"Freeway to Üsküdar"とか"Zurna Prezerve"とかトルコちっくでそそられる曲もあったんだけどね。
気になる方はチェックされたし。(注:コレは古いアルバムでトルコのグループに非ず)
参考リンク Beyoğlu Beat (TFJ's Sidewalk Cafe)
と前置きが長くなって申し訳なし。以下、DBGのビデオクリップ貼り付け。
VIDEO English Man in New York
どっちかっつと
♪I'm an alien, I'm a legal alien, I'm an English(wo)man in ISTANBUUUUL
字余り、みたいなw
VIDEO Can't Take My Eyes Off of You
それにしてもこのヴォーカル、フィル・コリンズ? みたいな声ではある。
(あともぅひとり誰かが混じってるよな声に思えてならないんだが、その“誰か”が出てこなくて困るw)
LINK Dolapdere Big Gang(公式サイト)
英語版のほうは自動再生のビデオクリップが邪魔するみたいだけど、トルコ語版のほうからだと問題なく全曲聴ける模様。
グループ名にもある"Dolapdere"(ドラプデレ)だが、これはイスタンブル中心部に近いエリアのことで、そういう名の通りもある。
以前住んでたアパートから坂道の路地を下りきるとちょうどこの通りとつながるとこに出るんだが、このドラプデレ、チンゲネ(トルコ語で「ジプシー」のこと、「ロマ」)が多い、わりと無法地帯、といった香ばしいウワサしか聞いたことない場所だったんで、あたしは何度か車で通り過ぎたことくらいしかなかったんだけども、アルバムの裏ジャケあるいは公式サイトに「メンバーのうち8人がドラプデレ出身」みたいなことが書いてある。
それは要するに、彼らがロマだという意味なのかもしれないし、イメージ的なちょっとしたポーズなのかもしれないが、たしかにロマはメイハネ音楽の担い手であるので、このメンバーたちの背景がそのあたりにあっても不思議なことではない。
とゆわけで、あたし的にはこのCD、"Smoke On The Water"の出だしなんかは管楽器持ってきたら、ある種メフテル(オスマントルコ軍楽)仕立てになるのでわ?とか、"La Isla Bonita"は夏休みに撮ったホームビデオ編集でBGMに使お♪とか、そんな聴き方してる今日この頃。
ちなみにあたしが買ったよな町中のCD屋だとお値段12YTL(約1060円)、空港のおみやげ屋とかでも売ってたのでじつは外国人旅行者向けにもプッシュされてるアルバムっぽかったんだけど、そういうとこでは12ユーロ(約22YTL、約1900円)也。
すでに2枚目のアルバム用の選曲作業に入ったというDBP、公式サイトの表紙に「2枚目のアルバムは1枚目よりもイイけど、3枚目よりはよくないはず」(つまり「どんどんいいアルバム作っていきまっせ」の意)てあるんだけど、たとえばHarem(おなじくベイオウル発のパーカッション・グループ)みたいに枚数重ねるたびに新鮮味なくなっちゃうよなことがありませんよーに。(つか、結局飽きちゃうんだょねトルコ調ばっかりでも)
とりあえず継続チェック対象としておきたいDBGである。
