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Makka Sagaipova (Макка Сагаипова)
2007.10.26 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
タイミング逸しすぎという感もあるのですが(汗、今日は歌って踊れるチェチェン人歌手、Makka Sagaipova(マッカ・サガイポワ)にいっときこうと思います。
たしか2年ほど前、我が家が日本潜伏してるときに知り合ったカフカス(コーカサス)のひとから彼女のコンサートビデオCDをちょーだいしまして、あっち方面モノにしては音作りなんかも意外としっかりしてて気に入っちゃったもんですから、一時期ウチではヘヴィローテの部類に入ってました。
その頃のマッカたんは故郷チェチェンのみならず、カフカス全域(特にロシア連邦内の北カフカス)および各地のカフカス人の間でブレイクしてたよーですが、当時の彼女は17~18歳
(1987年生まれ)。ふつうなら、まーだまだこれから★というお年頃なわけですが、 彼女自身は「18歳で歌はやめる」と明言しており、ヒットした2枚目のアルバム後はホントに活動停止してるみたいであります。
この「18歳引退」について、あたしは最初「嫁入り準備期間突入か?」などと勘繰ったりもし
たんですが、実際はモスクワ大学で経済を学ぶというマッカたん、そっちに本腰入れて、ゆくゆくはビジネスを、とゆーよーなことが理由だった模様。。考えることがオトナね!
とゆわけで、チェチェン語のポップスなんてのは日本じゃあまり聴く機会もないかもしれないので、そのビデオCDの中から何曲かピックアップしたものを紹介します。
8歳の頃からチェチェンの民族舞踊団Lovzar(ロヴザル)で踊りを学び、現在もその一員であるらしぃマッカたん、ところどころで見せるレズギンカ的な動きはさすがに優雅です。
VIDEO その1
最初の曲"Mavlid"は、タイトルと歌詞の端々から推測するに、預言者ムハンマドの誕生を歌ったもの。
2曲目"Kavkaz"はロシア語の曲で、昔誰かが歌ってたもののカヴァーとのこと。
3曲目"Daimohk"は「祖国」という意味の曲で、部分的にロシア語でも歌ってます。
前半最後の4曲目は彼女のパパンで、チェチェンの国民的アコーディオン奏者Umar Sagaipov(ウマル・サガイポフ)のソロ演奏をちろっと。
VIDEO その2
後半1曲目"Babiyn k'ant"(とりあえず「k'」と書いたこの音、日本人にはなかなか発せられない音でありますw)、2曲目"Vecherinka"(チェチェン語タイトルわからず)、そして3曲目がチェチェン国内での大ヒットをキッカケに、マッカたんの名を広く知らしめることになった"Xaza k'ant"。
そしてエンディングは、このコンサートのもうひとりの出演者(このビデオではカット編集しちゃってますがw)Shamkhan Daldaev(シャムハン・ダルダエフ)とマッカたんのデュエット曲。きゃつのデレデレな表情を一瞬だけごらんいただくとして、歌はばっさり割愛しとります。
ついでにおもしろ映像。
マッカたんのステージにチェチェンの広域暴力団組長大統領ラムザン・カディロフがババーンと飛び入り、ひと踊りしてご満悦。ご祝儀(おそらく取巻きに指示しておいたw)も舞います。
ちなみに彼女がこれだけ成功したのは、ロシアでも屈指の大富豪チェチェン人実業家マリク・サイドゥラエフの支援あってこそとも言われてます。
彼は前カディロフ大統領(現大統領の父親)が暗殺された後に大統領になろうとしたくらいのひとなんですが、パスポートに出身地「チェチェン・イングーシ自治共和国」と記載されてたことに「今そんな国存在しないんで!」(ソ連崩壊後にチェチェンとイングーシに分かれた)とイチャモンをつけられて大統領選出馬自体を阻止されたとかゆー話です。(苦笑
さて。
マッカたんのレパートリーにも"Daimohk"(祖国)という曲(最初のビデオ3曲目)がありますが、チェチェンにはこの「ダイモフ」という名の舞踊団もありまして。
VIDEO Daimohk in Istanbul
これ、イスタンブルのカフカス(アブハズ)系団体がチェチェンから彼らを呼び寄せたときの映像のようなんですが、普段着姿なのがかえってナマっぽくて非常にイイ♪
少年たちのこの踊りっぷり!煽りっぷり!誘いっぷり!もー決まりすぎててマジ惚れる。
で、このチェチェン少年少女舞踊団「ダイモフ」を撮ったドキュメンタリー映画「踊れ、グローズヌイ!」は日本各地で上映会が開かれていて、来月以降は茅ヶ崎、広島、町田などで見られるようです。お近くの方はぜひ。
LINK 『踊れ、グローズヌイ!』自主上映会案内 (アムネスティ)
ページ末に今後の上映会スケジュールあり。
その他のチェチェン関連映像作品としては「春になったら」「子どもの物語にあらず」もオススメ。
