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Eurovision2008雑感とその周辺あれやこれや(1)

2008.07.31 Comment(0)» Trackback(0)»

いまさら2ヶ月も前に終わったユーロヴィジョン(今年はセルビア・ベオグラードで開催)をフツーに総括する、なんてのも大変つまらない感じなんで、そこから枝葉をアチコチに伸ばしたりしつついってみたいと思います。

さて今年のユーロヴィジョンの結果ですが、ロシアが優勝して閉幕しました。
歌ったのはДима Билан(ディマ・ビラン)。2006年に出場して2位に終わった彼が、たった1年あいだを開けただけで再び出場したのでした。曲はこれ。

★Believe

歌詞はやけに自己過信的な内容となっており、国内向けには"Всё В Твоих Руках"(「すべては君の手の中に」)というロシア語版もあります。

ロシアはごらんの通りの有名人トロイカ作戦でした。
そもそもディマ・ビラン自体がすでにロシア語圏では誰もが知る人気歌手。ヨーロッパ各国でも前回のユーロヴィジョン出場を通じてある程度知られてはいるだろうし、もしかしたらファンもついたことでありましょう。
共演のバイオリニスト、エドヴィン・マルトンというハンガリー人は、1697年物のストラディバリウスを演奏してることでも有名らしいし、さらにコレ以上はない!っちゅう最高級のトッピング、プルーシェンコまで出てきちゃったらもーね。なんつったって天下のオリンピック金メダリストですよ?せくす・ぼむで世界中を黄色い歓声と爆笑の渦に巻き込んだ男ですよ?

★アメリカ人コメンテータも大喜びのw

"Believe"なんかはどーでもいーゎと思うあたしだって、このプルーシェンコが横でくるくる回ってりゃ10点のフダでも上げなきゃいらんない気分でしたからw
とゆーか、あたしは知らなかったんですが、プルーシェンコは前からマルトンの曲で演技したりしてて、トリノ五輪のエキシビションではプルーシェンコの横でマルトンも氷上に立って演奏するなんてパフォーマンスも披露してたんスね。
するってぇとなにかい、今回のユーロヴィジョンにおけるロシアっつーのは、プルーシェンコとマルトンの既成ユニットにディマ・ビランが歌う役で乗っけてもらったんだな?みたいにも思えてきたりw

まぁいずれにせよ、今年はそんな策士ロシアの勝利だったわけでありますな。

さてフィギュアスケートといえば、ロシアではやはりオリンピック金メダリストの(このときのエキシビジョンもすんばらしかった)ヤグディンがデュエットしちゃってる曲もありまして。この芸達者!

★Иголка (Igolka)

この曲を歌ってる Виктория Дайнеко(ヴィクトリア・ダイネコ)とヤグディンは、芸能人と本職スケーターが組んでペア演技を競うというロシアのTV番組でスケートのほうでもデュエットを披露しとります。たとえばこんな感じ。(練習中、天下のヤグディンもこのド素人に急所蹴り込まれたりw)
歌とスケート、どっちが先の企画だったのかは知りませんが、ビデオクリップの中にもふたりでスケートしてるシーンあるし、番組宣伝的な意味合いのもんだったのかも。
このスケート番組には何年か前にもその前身があって、そっちは司会進行役にプルーシェンコとスルツカヤをもってくるという贅の尽くしようでした。
このへんは正直、さすがロシアだゎ、と感心せざるを得ないとこであります。

とようやく話を戻して、ディマ・ビランにも軽く触れとくことにします。

今生の栄華を極めるこの人気者、ロシア連邦は北コーカサスに位置するカラチャイ・チェルケス共和国に生まれ、幼少期には祖母の住むタタール共和国に暮らし、その後また北コーカサスのカバルダ・バルカル共和国(ヨーロッパの最高峰エルブルスがあるところ)で育ったという変り種。本名は「ディマ」ではなくて「ヴィクトル」なのでたぶんクリスチャン系なんでしょうが、顔の感じからいっても民族的ロシア人ではなさそな気がします。
そんな彼、ぱっと見はそーんなに男前でもない(と個人的には思う)し、ちょっと暑苦しい(と個人的には思うw)んだけども、どーもご当地では「セクスィな男」とゆーのがウリのようであります。
あたしが初めて彼をテレビで見たのは中央アジアに住んでたときで、正直「地元ローカルのアイドル系歌手?」(=ロシア人ぽくもないし、なーんか垢抜けない雰囲気)というのがその第一印象でありました。その後、ダンナの故郷に行った際、カラオケ好きな甥っ子(当時12歳)が少々調子っぱずれながらも悩ましげな声で「Как хотееел яааа~」と歌うのを何度も聴かされ、その人気ぶりを垣間見た気がしたものでした。

そんなディマ・ビランの曲、あたしの許容範囲はこのあたり。いずれも出演してる女の子があたし好み、ちゅう意味でもw

★Невозможное возможно (Nevozmozhnoe Vozmozhno)

このヨーロピアンな風情の街並み、もちろんロシア国内ぢゃありません。たしかプラハ。
ちなみにAdidasの"Impossible is Nothing"というコピーがありますが、これロシア語だと"Невозможное возможно"でして、この曲名とおんなじです。つまり「不可能なことなんて何もない」。

Adidasのほうの話になりますが、べっきゃむとかめっすぃとかかかーのスポットがありますょね。ロシアからは数日前にまたまた世界記録を更新しちゃった棒高跳びの女王イスィンバエワたんです。
コレ、なかなかイイCMシリーズですよねー。

★Это была любовь (Eto byla lyubov')

「ローマの休日」現代の奔放なお姫さま編。
ディマの背中方面からの半ケツが拝めます。(ぉぃw

★Горе зима (Gore Zima)

ね、この曲みたいな軽く乗っかれる感じがイイぢゃぁないですか。(誰に言っとる
こちらのビデオクリップのほうにも若干アダルトなシーン含まれてますんで、えぇ。
ちなみにこのシナリオはディマ自身が書き下ろしたもんだそーです。

彼はもともとこーゆーちょっとエッチな感じとかおちゃめな感じが持ち味だろーとゆー気がするんで、今回のユーロヴィジョン優勝曲のビデオクリップみたいな、なんだかずいぶんクラシックなストーリーの、優等生的なお涙ちょうだいっぽいのは、あたしに言わせてもらえば、らしくないんぢゃないのぉ~?て感じなんであります。かといって、デビュー曲「おいらは夜の暴れん坊将軍(Я ночной хулиган)」(もちろん意訳だぉw)みたいなちょっとアタマ悪そな感じは好きになれないスけどね。

何はともあれ、いろいろ盛りだくさん大盤振る舞いなディマ・ビランの公式サイトはこちら

とゆわけで、(2)に続く!

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