アシガバドを歩く
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アシガバト散歩は、メインストリート、マフトゥムグル通りにあるウニベルマグ(デパート)からスタート。
デパート内にそれほど人気(ひとけ)はなかったが、外国製品、特にウィンドウを飾るトルコ製品がライトアップされてきらきらしていたのが印象に残る。
通りには、トルコ系、イラン系などの小規模なスーパーもいくつかあり、そこで夕食の材料などを買い込む。
(現在は、トルコ系大規模スーパーなども登場している模様。)

ウニベルマグのはす向かいには、ホテル・アシガバト。この中にインツーリスト(ソ連時代からの旅行代理店)があるというので、なにか情報を仕入れられるかと思って立ち寄ってみたが、ホテル内で場所をたずねた人には「なんだそれ?」と言われ、見つけたと思ったら閉まっていた。

じゅうたん博物館に行ってみたときも、入り口には「開館中」という札がかかっているものの、ドアは固く閉ざされていた。となりのじゅうたん屋に聞いてみると、「なに博物館?休みだな今日は」と言われる。
今日開いているはずだから来たのに?じゃいったいいつ開いてるわけよ?
文句を言ってもムダなので、とりあえずじゅうたん屋でいろいろ見たりたずねたりしてねばる。買う気はない。
じゅうたんパンフレットみたいなものをもらえてうれしかった。単純。

結果的には、10日ばかりのアシガバト滞在、観光らしいことはなにもできずに終わった模様。

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行き交うトロリーバスは、旧ソ連の国々ではおなじみの市民の足。

こうした公共の交通機関以外で便利なのはタクシー。とはいっても、それはふつうに道行く車のこと。いわゆるタクシー然としたタクシーなどないのでいくら待ってもムダだ。
通りでヒッチハイクよろしく手を上げる。止まってくれたら行き先を言って料金交渉。折り合いがつけば車に乗り込む。こうしてふつうの車がタクシーになるのである。

こんなふうだから、このあたりでは、「ついでに乗せてってもらう」というヒッチハイク行為は非常に成立しにくい。すべての車が潜在的にタクシーなのだ。いくらでも車は止まってくれる。しかし乗せてもらったらお金を払うのがあたりまえ。ヒッチハイクが容認されるような余裕は、ここにはまだない。

04 サパルムラト・トゥルクメンバシュ通りとの交差点。向こうにアシガバド駅が見える。
列車は、西はカスピ海、東はウズベキスタンへ向けて走る。


05 しごとなのか、ボランティアなのか、楽しそうに歩道を掃除しているおばさん。
まるで誰かとおしゃべりをしているかのように、その口元は優しく微笑んでいた。

 

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トルクメニスタンは永世中立国。
「万歳!永世中立独立国家トゥルクメニスタン!」
子供たちの通う学校の入り口にもそうした文言が書かれている。

トルクメニスタンでは18歳以上の男子に徴兵制がある。それも永世中立を守るため。

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町中(まちなか)に佇む二階建ての一軒家。色合いや木のあたたかさが日本家屋の風景に重なる。

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トルコ系のモスクの前で、僕と優しいおばあちゃんとおかあさんに出会う。
このモスクはアンカラのコジャテペ・モスクを模して造られたという。

アシガバトには、この他にイランやサウジが資金を出して建てたモスクがあるとも聞いた。
いろいろなところで覇権争いがあるらしい。

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トルクメンじゅうたん模様のひな壇上にすっくと立っているレーニン。花束がひとつ、静かに手向けられていた。

そして、レーニン像のあるこの公園は、第2次世界大戦戦没者慰霊碑の広場へと続く。

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さらに造成中の歩道を進んでいくと、やがて市民の憩いの広場に出る。
日曜日の夕方、広場は、新郎新婦カップル、インド人労働者らしきひとびと、のんびり散歩中の家族などでにぎわっている。その向こうでは、黄金色に輝く大統領府の建設がすすむ。

市内のあちらこちらから微笑みかける大統領。これこそアシガバト名物、といえるかもしれない。
建物を新たに建設するときなどには、大統領の写真、肖像画、像といったものを設置することがどうやら法律でも義務付けられているらしい。あるプロジェクトの契約書には、「大統領像2体必須」が最重要項目として明記されていたとか。

こんな話も
アシガバトに「アリババ」という名の店があった。商売するからには当然サイン看板のひとつも出す。
しかしツイてないことに、出したその看板の上におなじみの肖像画大統領が乗っかる形となり、一時「このひとが・・・アリババさん?」という、とても楽しい状態になってしまったという。
そして、この誤解を拭い去るためにとられた措置。
それが店のほうの看板即時撤去であったことはいうまでもない。

 

写真館アシガバトを歩くバザールの女たちこどもたちの毎日

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